盗作
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盗作(上) 著者:飯田 譲治 |
飯田さんは、NIGHT HEADでおなじみですね。
梓 河人さんとの共著の小説です。共著としてはいくつかの作品があってアナザヘブンはちょっとあれ?違っちゃったな、という感じだったので、これもどうかな~~と思って読んだのですが。結果、良かった。
アナン、を読んでからでないと、魅力が半減するので注意。
盗作というタイトルから社会派だねと読む前は思っていたのに、読んでみたら結構スピな内容です。前持って知識がないと「はあ??なんじゃそら」となってしまいそう。
創作とは何か、と、もの作りに趣味とはいえ関わっている私としては、大きな問題だなと思う。結局、似たようなものなんていくらでもあるし、実際オリジナリティって、どうやって証明するのか?自分が生み出したデザインであっても、それが、すでに在るものから全く影響を受けていないなんて言いきれるのか?
[全く同じ] 2つの卵を並べたようなものは、ありえない、と個人的には思う。
だって、見本があって、同じように作ったとしても、そこに作り手の違いが出てくるから。
創作云々、というテーマよりも、人生というものの圧倒的な時間の量に関して、受け取ったものが多かったな。人は、失敗によって、もうだめだとか、もう生きていられないとか、ここから逃げ出したいとか、そう考えるものだけど、そんな失敗を拭える時間がたっぷり用意されてる。地方が辛ければ都会があるし、日本が辛いなら海外があるし。逃げ道はたくさんある。
上巻を読んで、下巻がどうしても読みたかったのに寝るべき時間をとっくに過ぎてしまっていて、下巻は次の日に。仕事中はうわの空でミス連発・・・
子供の頃は、どうしても本が読みたい!!という理由で何度か学校を休んだりしました。
どうしても続きが読みたい!!と思うような本が、まだまだ世界に星の数ほどあるのかと思うと、本好きで良かったな~~~と心の底から思います。だって、面白い本と、充分な時間さえあれば、それだけで幸せになれるから。安上がりなもんですね。
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